炭について


炭の写真 古くから暮らしの中にとりいれられてきた炭には、遠赤外線作用・マイナスイオン作用によって、除湿・脱臭・浄化・清浄など様々な効用があります。そんな効用を知り暮らしの中に上手に取り入れることで、私達の生活環境はより快適なものになるでしょう。

炭の不思議 炭の効用 炭と暮らし(作成中)

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炭のはじまり

炭のはじまりは人類が火を使うようになった旧石器時代だと考えられています。たき火をした後にたまたまできた偶然の産物でしたが、たやすく発火して煙が出ないことから、洞窟にすむ「人」にとって大きな発見だったことでしょう。

古くから活用されていた炭

炭は煮炊きや暖をとるために、暮らしに欠くことのできない貴重なものでした。皆様もご存知のことと思いまが、古くからの知恵として防腐や除湿の目的でも使われており、古墳などから出土する遺体が大量の炭で覆われているものがそれで、なかでも1972年中国で発掘された馬王堆(まおうたい)古墳に眠っていた女性は埋葬されてから2100年たっているというのに、その肌にはまだ弾力が残っていたそうです。詳しい調査の結果、死後4日の状態を保っていると報告されました。余談ですが、胃の中に残っていたマクワウリの種をまいたところ、発芽したそうです。

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湿気の調節

気密性のよい最近の住宅では、冷暖房の効率がよい一方で、結露やカビ、ダニやシロアリの発生など、湿気が原因とされる弊害が多く見られます。そこで炭の調湿作用が役に立ちます。炭は、市販の除湿材のように湿気を吸収するだけでなく、乾燥しすぎた状態では適度な湿り気を与えてくれるといわれています。住宅の床下に調湿材として炭が使われるのはそのためです。

遠赤外線効果

炭のもつ特性として赤外線放射作用があります。木炭を手で握ってみると、少しづつ温まってくることに気づきます。これは木炭が持つ遠赤外線の作用です。波長の長い遠赤外線は、穏やかな温かさが有機物質の芯までじっくり浸透します。炭を使った寝具や木炭入浴が体を温めて血行をを促進させてくれるのは、遠赤外線の温熱効果です。

マイナスイオン効果

木炭はマイナスイオンを供給することが知られています。マイナスイオンは酸性に傾いた血液を弱アルカリ性に戻す働きがあります。汚れた(酸化した)血液をきれい(弱アルカリ性)にして新陳代謝を盛んにし、細胞を活性化します。また老廃物や有害物質を排泄する機能を高め、老化や病の原因の一つとされる活性酸素の発生を抑えるほか、森林浴のような精神を安定させるリラクゼーション効果もあります。

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